朝風呂しながらチャールズミンガスとフューチャーを聴く。自分まだ大丈夫。
昨晩は寝落ちしてしまって、kindleでダウンロードしたけれど結局読まなかったブルージャイアントの新刊。
3時に起きて朝風呂しながら読みました。
安定して面白い。
ここ数年、めっきり漫画を読まなくなったけれど、ブルージャイアンは新刊が出るたびに購入しています。
ブルージャイアントを読むと、決まって途中で何か聴きたくなります。
良い本は行動を促すという事でしょう。
今日はフューチャーを最初に聴いて、途中からチャールズミンガス。
ヒップホップからジャズ。
音楽における自分の原体験は長渕剛や尾崎豊。
そこからUKロックにどっぷりとはまって、サラリーマンになったころにはハウス。
長渕剛からはじまった自分の音楽リスナーとしての歴史は、30年の時を経てフューチャーという2018年現在のヒップホップアーティストと、1950年代活躍したチャールズミンガスというジャズミュージシャンへと紡がれたわけです。
変わらないこと、思考停止すること。
ダサいおっさんにならないために重要なことかなと思っていました。
サラリーマンになって、ただひたすたらと同じような仕事を半ば思考停止していた自分。
少しダサいなって思うこともあります。
でも、今でもやっぱり新しい音楽を聴くことができるし、古い音楽も新鮮に感じたりします。
自分の音楽リスナーとしてのストライクゾーンは、昔よりも遥かに拡がりを見せています。
音楽を聴いてまだわくわくします。
- アーティスト: チャールス・ミンガス,ジャッキー・マクリーン,ジャック・モントローズ,マル・ウォルドロン,ウィリー・ジョーンズ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/12/07
- メディア: CD
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フューチャーのこのアルバムは本当に良く聴きます。
何が良いんだかわからないけれど、何度聴いても飽きがこない名盤です。
ストリーミング配信開始!ミスチルが僕らのもとに戻ってきた!
日本のストリーミング再生が盛り上がらない、世界から遅れをとっているのに猛烈な危惧を感じて、ミスチルをやり玉にあげて記事を書いたのが約1ヶ月前。
完全に道化でした。
ミスチルはしっかり準備をしていました。
2018年5月10日、デジタル配信を解禁したとのニュースが飛び込んできました。
本当?と朝一でAppleMusicを起動すると、そこにあるのは朱玉の名曲の数々。
さすが。
もう長いことミスチルの曲と僕らは分断をされていました。
優しい歌やファスナーを出したあの頃から、自分の思い出の中にはミスチルの曲が登場することがありませんでした。
本当だったら、結婚式の入場曲にミスチルの歌が流れていてもおかしくはないのに。
でもやっと、戻ってきました。
僕らの生活の中にミスチルが。
もう遅いかもしれませんが、それでも今までよりはミスチルの曲を聴く機会も増えるに違いありません。
何より嬉しいのが、ミスチルの配信開始を契機として、続々と日本のメジャーアーティストがデジタル配信を開始することになるだろうということです。
もしもサザンが、aikoが、星野源の曲をいつでも定額で聴けるようになったらどうでしょう。
なんだか楽しい気分になってきました。
まずはミスチルを思う存分楽しみ、日本の音楽シーンの再起動に備えたいと思います。
チャイルデイッシュガンビーノ狂ってる。プロモが衝撃的すぎる
なんとなくここ数日ツイートのタイムラインに名前がよく出てきていたののがチャイルデイッシユガンビーノ。
かろうじて名前を知っているレベルでしたが、なんだか星野源やアジカンの後藤君が話題にしていたりで、いよいよ無視できる心情を通り越したのが今。
入浴中のまさに今。
40を超えたおっさんサラリーマンが、全裸で湯船につ 浸かりながら放心。
口をついたてでてきた言葉は「狂ってるな」。
そして「これがアメリカかあ」。
スリラーよりもスリラーな動画で、心臓が悪い人は見ない方が良いでしょう。
暴力的なアメリカ。
混沌としたアメリカ。
そしていよいよ追い詰められはじめたアメリカ。
これがアメリカかあと妙に納得してしまう動画です。
そこにはジェームスブラウンもいるし、マイケルジャクソンもいるし、そしてニルバーナもいたような気がします。
あ、そうだブルーススプリングスティーンも。
混沌としたアメリカに悩んで苦しんだ過去の偉人たち。
ある人は「こんなアメリカみたいなクソな国に生まれちまった」と。
ある人は「ねえねえ。やっぱ最低な気分だろ」とボソボソと。
チャイルデイッシユガンビーノはもう開き直りです。
犯罪者のように目をひん剥きながら、どうだ!どうだ!これがアメリカなんだよ!と小島よしおのように踊ります。
アメリカはここまできてるのかあと。
完全にいっちゃってます。
いい歌だと思ったら大体大橋トリオだという説について
昨日は妻と娘を連れ立ってアリオモールへ。
ゴールデンウイークの最終日という事もあり、フードコートは激混みでした。
なかなか疲弊します。
道中はラジオを聴くことが多いのですが、昨日は突然琴線に触れるメロディーが飛び込んできます。
これがあるから、ラジオは好きです。
早速流れている歌をアプリで確認してみると、薄々はわかっていたことで大橋トリオの歌でした。
「さくら」という歌。
実はこんなケースがやたらと多くて、ラジオだったり、お店のBGMでかかっている曲を後から調べてみると大橋トリオの曲ですと。
なんかそんなことを5年以上はやっている感じがします。
多分大橋トリオの物悲しいメロディーラインが、自分は大好きなんでしょう。
そんなに大好きなら、一度はちゃんとフォローしてみればという感じがするのですが、一度も大橋トリオのCDを購入したことはないし、配信している曲を購入したこともありません。
今でこそ、Apple Musicで聴いたりはしますが、追加で支払いが発生したとすると絶対買わないでしょう。
これほど好きなのにどうして?
自分にとって大橋トリオは最高のポップミュージックなのでしょう。
ロックや、今ならラップみたいに、その生き方込みで音楽を聴くように調教されてしまっている自分。
大橋トリオはあくまでその音楽のみが好きで、彼?の歌からは生き方など見えてこないからです。
大橋トリオに夢中になることはできません。
大橋トリオが誰なのか、その容姿さえ自分はよく知りません。
でも、何度も何度も彼?の歌は自分と少し距離を置いたところで鳴っていました。
聴こえていました。
多分、これからも大橋トリオに夢中になるようなことはないでしょう。
ライブに行くなんてこともあまり考えられません。
のんびりとサラリーマンをやっている自分ですが、ロックだったりケンドリックラマーを聴いていたりするとたまに酷く疲れることがあります。
ケンドリックラマーのラップは、決してサラリーマンの日常の延長線上にはないからです。
大橋トリオの曲は、サラリーマンとして過ごしてきた20年のあらゆるシーンで無理をせずに聴くことができました。
決して夢中になることはないけれど、絶えず曲を届けて欲しい。
自分にとって大橋トリオはそんな存在です。
きゃりーぱみゅぱみゅの新曲「きみのみかた」がすごく良い歌なんだけど
またまた犬の散歩中なら聴いていたクロノスでヒットしました。
クロノス4月の通勤応援ソングのきゃりーぱみゅぱみゅの「きみのみかた」がなんともアラフォーリーマンの琴線触れまくりです。
明らかに全盛期の勢いを失っていて、その存在が少し忘れられていた少し大人になったアイドルが投げ込んできたストレートな人生応援ソングです。
少し憂いのあるエレクトロサウンドにのせて、何度も発声される「ぼくはきみのみかた」という祈り。
通勤している新人サラリーマンはもちろん、学校にうまく馴染めない25年前の自分のような天邪鬼や、少し育児に疲れた妻にもきっと響く悲しくもポジティブな曲です。
これから先、きっときゃりーぱみゅぱみゅの姿を見かけることは減って行くでしょう。
それでも彼女はこの歌で、「ぼくはきみのみかた」と言ってくれる同志を手に入れるはずです。
宇多田ヒカルサントリー南アルプス天然水CM曲。Play A Love Songはトラベリング級のアンセムだった!
小沢健二が36人編成でライブをスタートさせたようです。
まったくもって想像ですが、ファンクっぽいライブなのかなあと。
小沢健二からは時にブラックミュージックの匂いがしますので、きっときっとそうだと。
ファンクっぽくて祝祭感に満たされたライブなんじゃないのかなと。
ゴリゴリロックだけが好きで、自分がブラックミュージックに興味を持つようになったのは、宇多田ヒカルです。
なんだよ突然という話ですが、小沢健二以上に日本でブラックミュージックの息吹を感じさせてくれるのが宇多田ヒカルじゃないのかなあと思うわけです。
宇多田ヒカルが新曲を出しました。
CMソングにもなっているので、すでに耳にした方も多いでしょう。
感想はどうでしたか?
自分はかなりスルーしてしまいました。
ああ、CMソングだなあと。
そんな中今朝、中西哲生のクロノスというラジオ番組で偶然フルコーラスに近いバージョンを聴くことになったのですが。
ぶったまげたというわけです。
帰宅してすぐに購入。
徒歩通勤の20分はリピート再生。
身体から生えている足が、別の誰か、そう飼っている柴犬のものと交換されたかと錯覚するほどノリノリで歩きました。
自分は宇多田ヒカルの歌の中ではトラベリングがトップクラスで好きで、それは重い世界で生きている自分をちよっと上から釣ってくれる高揚感があるからなのですが、今回の新曲Play A Love Songからは同様の引きを感じました。
CMじゃわからない高揚感
宇多田ヒカルPlay A Love Songは、フルで聴いてこそ魅力が伝わる曲です。
比較的淡々と歌は進むのですが、クライマックスに向かうに連れて増していく不思議な祝祭感。
そう、まさに大編成でのライブを想像させるような。
少しゴスペルちっくな盛り上がり。
ああ、宇多田ヒカルだよな。これが。
呟いてニヤニヤしてしまいます。
本当に最高。
この歌は少しの間は自分を幸福へ向けてドライブさせてくれることを確信しています。
秦基博が夫婦円満の秘訣
結婚生活をそれなり維持するコツと言って一番最初に思い浮かぶのが、相手の気持ちを慮るというらことではないでしょうか。
独りよがりで相手の気持ちを考えない人がやりがちなのが、ドライブの車中でロック聴きまくりです。
夫婦生活を円満に保つ意思ががあるのであれば、車の中でロックなんて聴いている場合じゃありません。
そこで登場するのが秦基博というわけです。
秦基博の魅力
秦基博は男女問わず好きな人が多い、近年では珍しいアーティストが秦基博です。
どうして秦基博は人気があるのでしょうか。
秦基博はどっかで聴いたことあるを演出する
今日は買い物は向かう車中、秦基博のオールタイムベストなるものを聞いました。
久々聴いたけれど、悪くないなあ。
何が悪くないのか。
なんだか聴いたことがある声とメロディーです。
もしかすると秦基博の曲が2回目だった可能性はあるのですが、それにしてもどこかで聴いたことがある感が尋常じゃないのです。
少し凡庸な綺麗なメロディーを奏でるアメリカあたりにいそうなバントの曲と言えばよいのか。
とにかく、どこかで聴いたことがあるは名曲の印ではないでしょうか。
秦基博は声が良い
秦基博のアルバム、正直冗長です。
聴いたことがある曲も続けばイライラしてきます。
でも、ロックファンの自分たちが聴いていて時に震えるのは、そのロック的なささくれた声、これがあるから、ロックファンは秦基博を聴いてしまうのでしょう。
秦基博聴いて仲良く歩こう。
秦基博のベストを聴いている間、久々に妻が子供がいない世界を歩きました。
自分用にバックを買って、楽しい時間だったようです。
今日、日曜の車中、秦基博が最上の選択でした。
声のせいで自分は飽きない。
妻も聴いたことがある曲をなんとなく鼻歌で。
もしかすると聴いたことはないのかもしれないけれど。
夫婦円満でいくなら秦基博は悪くない選択です。
ストリーミングにいないミスチルが存在しないものとなりつつある
大学から社会人初期の頃には随分とお世話になりました。
ミスチルにまつわる思い出もあれやこれや。
特に優しい歌とか。
ユースルフルデイズとか。
サラリーマン初期に陸の孤島に流された時の、大切な思い出ソングです。
ミスチルと一緒に歳をとり、ろくにヒット曲が出なくなってもミスチルは自分の人生に寄り添い続けるんだろうな。
漠然とそう思っていました。
歳は40を超えた2018年。
ミスチルは自分の人生に寄り添うことをやめてしまいました。
ヒット曲がないから?
もちろんそれはあります。
でも最大の理由はApple Musicなどのストリーミングサービスに曲を提供していないからです。
いや、それはCDを買えよと思うかもしれません。
でも、我が家にはCDプレイヤーなどないのです。
パソコンもマックです。
みんなそんな感じじゃないでしょうか。
ミスチルに圧倒的な存在感があった頃なら、もしかするとミスチルのためにCDプレイヤーを買っていたのかもしれません。
残念ながら今のミスチルにはそこまて気持ちをドライブしてくれるような力はありません。
配信サービスに曲を提供していないアーティストはそれなりいるようです。
とても悲しいかな、そんなアーティストは存在しないも同然になりつつあります。
ミスチルよ。
手遅れになるその前に、早く僕の人生に寄り添っておくれよ。