ララランドと小沢健二の流動体についてのことが頭から離れない
確か夏休みだったと思うから、ララランドを見てからすでに1ヶ月が経過している。
最近になってラストシーンが頭から離れない。
ララランド。ストーリー自体はごくごく普通のすれ違いラブストーリー。
でも、もしかしたら違う人生があったのかなっていう、誰もがツボに感じるストーリー。
今の妻以外との人生があった可能性は殆どない自分でも、何度も何度も頭からあのシーンが離れないということは、きっと僕らはここではない人生にどうしても惹かれて、想像してしまう生き物なのだろう。
そして、ララランドのあのシーンで流れていた音楽の代わりに、ララランドを思い浮かべる時に頭の中を流れるのは、小沢健二の流動体について。
これも同じような歌。ここではない人生の歌だからなのだろうかと。
ここではないどこかなんて無いのだけれど、どうしても思いを馳せてしまう。