あいみょん何度か官能小説の話をするも吉岡理帆にスルーされる
あいみょんの勢いが止まらない。
今年の夏は、各地のフェスに登場し、北海道岩見沢で行われたジョインアライブでは、入場規制がかかったほどの大人気。
完全に若い世代のヤングガールたちの心をつかんでいるのがヒシヒシと感じられる。
さて、破竹の勢いで進軍ラッパを鳴らしながら闊歩している状態のあいみょん。
先日、吉岡里帆がパーソナリティーを務める「URライフスタイルカレッジ」にゲストと呼ばれていたのを聴いたのだが、やっぱり我が道を行くというそのイメージとおりの立ち振る舞いをしていたので、ご紹介をしたい。
あいみょん何度か官能小説の話をするも吉岡理帆にスルーされる
あいみょんと吉岡理帆の関係は?
吉岡理帆が主演する映画"音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!"
に主題歌を提供したのが縁で知り合いになったようだ。
あいみょんのワンマンはもちろん、登場する音楽イベントへ足を運んでいるとのことで、吉岡里帆はすっかりあいみょんの才能にほれ込んでいる様子。
ただ、あいみょんからは吉岡里帆の出演作品に対する言及などは、まったくなかったことを考えると、相思相愛とはいっていないようだ。
あいみょんが出演したURライフスタイルカレッジってどんな番組?
ちなみにこのラジオURライフスタイルカレッジは日曜日の6時からのオンエア。
吉岡里帆の優しい声が好きで、自分はなるべく聞くようにしている。
著名人を読んで、前半のフリートークから、スポンサードしているUR色を出した後半の家トークまで、比較的高尚な雰囲気で番組は展開していく。
もちろん。高尚なのは雰囲気なのだけれど、日曜日の夕方、ほてった気持ちをクールダウンさせていくにはばっちりな番組だ。
官能小説の話を2回するあいみょん
そんな高尚な雰囲気へ、あいみょんがゲストとして呼ばれるたことが、なんだか新鮮だった。
あいみょん、高尚な雰囲気しないよね?と。
ただ、ちょうど映画のプロモーションが始まった時期だということを理解して、ああなるほどと納得はした。
このあいみょん登場のURライフスタイルカレッジで秀逸だったのが、あいみょんが口走った”官能小説”という言葉。
番組序盤、何からインスピレーションを受けている?といった話の流れから飛び出た「官能小説」という言葉。
ガシッとスルーされる。
吉岡里帆のこれまでや、今の立ち位置から考えるとセクシャリティーを感じる話はできるだけ避けたいところだろうから、スルーはやむなし。
ただ、あいみょん。そこは天然キャバ嬢のごとくの振舞をここで見せるのである。
番組中盤、今住んでいる自由が丘の本屋についての話が及んだ際の一言。
「はじめて官能小説を買ったの本屋なんですけどね」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
吉岡里帆ふたたび。
何故あいみょんは官能小説の話にこだわったのか
どうしてあいみょんは、わざわざ日曜夕方のラジオ番組で二度も官能小説という言葉を発したのか。
あいみょんの曲の根底流れる、譲れないもの、それが官能だったからではないだろうか。
まさにブレイクの砲撃が発射されようとしている今のタイミング、ここで自分のことをしっかり理解してもらうことができなければ、それは一過性のもので終わってしまう。
その危機感からではないだろうか。
特に吉岡里帆という、ポップアイコンをたどってあいみょんを知る人には、どうしても知っておいてほしかったことなのだろう。
しかしながら、相手は吉岡里帆。
若き諸葛孔明と言われるほどの策士である、あいみょんの重い通りには場を制圧させなかった。
それが事の真相だろう。
あいみょんと吉岡里帆。
若い女性の激しい攻防戦を聴くことができる最上のエンターテイメントだった。
あいみょんから官能小説の匂いが消えつつあるのが気がかり
さて、あいみょんが吉岡理帆のラジオ番組に出たのが2018年の秋。
この頃から超注目株であったことには変わりはないのだけれど、その後、2018年の年末にかけて私たちは目の当たりにすることになるのである。
「あいみょんが大ブレイクしていく様」を。
ラジオ番組で吉岡理帆と官能小説をめぐる激しい攻防戦を終えたあと、あいみょんは年末の特番、そして紅白歌合戦へと闘いの場を移していくことになる。
紅白歌合戦でのあいみょん。
凛とした佇まいで奏でられるマリーゴールドを聴きながら、40歳を超えた私は不覚にもサブイボを立ててしまった。
悪い意味ではなく。ぞくぞくとした感動を与えられたのが。
2018年の紅白は、後半にかけて異様な盛り上がりをみせる神回であった。
その後半と比べると、前半が少し迫力不足だったのは言うまでもない話。
そんな少し敗戦ムードただよう2018年の紅白歌合戦の前半、あいみょんは孤軍奮闘をしているように見えた。
そのくらい紅白歌合戦でのあいみょんは素晴らしかった。
2018年、紅白を頂点としたあいみょんフィーバー。
そんな中で一つの気がかりが、官能小説。
2018年の後半、お茶の間シンガーとして認知されたあいみょんからは、官能小説の匂いがすっかり消えていたように感じてしまう。
あいみょんの魅力である、世間との摩擦を象徴するのが官能小説感だと自分は思っている。
だから、こんなクソみたいなブログも書いている。
そんなあいみょんの魅力である官能小説感が、2018年の後半からは漂わなくなってしまったのである。
2019年、はたしてあいみょんは大丈夫なのか。官能小説に頼らずに、次のステージをジャンプすることができるのか。
その試金石となるのが瞬間的シックスセンスだろう。